こんにちは!ビリーブです(*'ω'*)
当社のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
本日は 「段取り8割」施工管理のプロが実践するタイムマネジメント術 を探っていきたいと思います。
建設現場でよく聞かれる言葉に「段取り八分、仕事二分」というものがあります。
意味は、「仕事の成果のほとんどは準備で決まる」ということ。
特に施工管理の仕事では、この言葉がそのまま当てはまります。
では、実際に現場のプロたちはどのように「段取り=時間管理」をしているのでしょうか?
今回は、日々の業務に追われながらも現場を止めずに動かす、施工管理のタイムマネジメントのコツをご紹介します。
■ 時間に追われる毎日…でも、実は“追う側”になれる
施工管理の仕事は、とにかくやることが多い。
工程管理、安全管理、品質の確認、協力業者との打合せ、役所への提出書類の作成など、現場もデスクワークも一日中めまぐるしく動いています。
ですが、経験を積んだ先輩たちは「時間に追われない」働き方をしています。
違いは何か。それは「先を読む力」と「準備の質」です。
■ “明日のトラブル”を今日つぶす段取り力
例えば、朝一番の作業をスムーズに始めるためには、前日までに資材が搬入されていなければなりません。
業者の手配、天候の確認、必要な届出、近隣への連絡……そうした一連の準備があってこそ、当日の工程が計画通りに進みます。
つまり「明日困りそうなこと」を前日に想定しておき、その芽をつぶしておく。
これが施工管理における「段取り=タイムマネジメント」の基本です。
■ 優先順位のつけ方がポイント
すべてを完璧にこなそうとすると、かえって手が回らなくなります。
そこで大切なのが、やるべきことに優先順位をつける力です。
現場では「今すぐ対応しないと工事が止まること」と「明日以降でも大丈夫なこと」が混在しています。
たとえば、工程の遅れにつながる資材不足や業者の遅延連絡などは最優先。
一方で、週末に提出する書類づくりは後回しでもよい場合もあります。
ToDoリストを「緊急度」と「重要度」で分類し、今すぐやるべきことを見極めるスキルが身につくと、仕事の質も効率も格段に上がります。
■ 「現場に出ずっぱり=仕事をしている」ではない
現場でずっと動いていると、なんとなく“仕事をした気”になります。
しかし、施工管理の本質は「段取りと指示を通じて現場を動かす」こと。
自分が動き続けることより、どうすれば全体がうまくまわるかを考える視点が大切です。
そのために必要なのが、ちょっとした“余白”を持つこと。
1日をすき間なく埋めるのではなく、突発対応の時間を見越しておくことも、プロの段取り術です。
現場のリーダーとして求められるのは、実は「がむしゃらに頑張る」ことではなく、「先を読み、動かす力」です。
段取りを制する者が、現場を制す。施工管理という仕事の奥深さ、少し伝わったでしょうか?