株式会社ビリーブ

【共通】現場も営業も「伝える力」がカギ。建設業・不動産営業に求められるコミュニケーション力とは

こんにちは。

株式会社 ビリーブ です。

 

今回はコミュニケーション力についてのお話です。

建設業や不動産営業と聞くと、「専門知識が重要」「現場経験がモノを言う」といったイメージがあるかもしれません。

確かに技術や知識は必要不可欠です。

しかし実際の現場では、同じくらい、あるいはそれ以上にコミュニケーション力(=伝える力)が求められる場面が多くあります。

今回は、建設業・不動産営業の仕事において、なぜコミュ力が大切なのかを掘り下げてみます。

 

建設現場での「伝える力」

施工管理や現場監督といった職種では、多くの人と関わりながら現場を動かしていきます。

職人さん、協力会社、設計者、施主など、立場も考え方も異なる人たちと意思疎通を図る必要があります。

そこで求められるのが、「誰に・何を・どう伝えるか」を整理する力です。

たとえば、工期が変更になる場合。

関係者それぞれに影響の度合いが異なるため、相手ごとに説明内容を変える必要があります。

ただ情報を流すだけではなく、相手の立場を踏まえて伝えることが、現場をスムーズに保つポイントです。

また、安全面や作業手順の確認でも、「曖昧な伝え方」は事故やトラブルのもとになります。

「伝えたつもり」ではなく「伝わったか」を確認する姿勢が、現場の信頼につながります。

 


不動産営業における「聞く力」と「説明力」

不動産営業職では、お客様の要望を正確にくみ取り、それに対して最適な提案を行うことが求められます。
ここで大切なのは、話す力以上に“聞く力”です。

たとえば、「駅から近い物件が良い」と言われたときに、表面的に距離だけを捉えるのではなく、

「なぜ駅近が良いのか(通勤?買い物?子育て?)」まで想像できれば、提案の幅はぐっと広がります。

そのうえで、物件の特長やメリット・デメリットを分かりやすく、誠実に説明する力が必要です。

難しい専門用語を避け、イメージしやすい言葉で伝えることが、信頼と安心感につながります。

 


面接でも評価される「伝え方の質」

採用面接においても、コミュニケーションの基本姿勢は評価対象となります。

・結論から話す
・要点を簡潔にまとめる
・相手の質問の意図をくみ取る

といった「伝え方の質」は、実際の業務でも活かされる力です。

特に施工管理や営業のように、社内外の多くの人と関わる職種では、ロジカルな説明や誠実な応対が大きな信頼につながります。

 


経験よりも「育てられる力」

コミュニケーション力は、入社時点のスキルだけで決まるものではありません。
現場での経験や先輩社員とのやりとりを通して、自然と磨かれていく力です。

大切なのは、「自分の言葉で伝えようとする意識」と「相手の話を丁寧に聞く姿勢」です。
この2つがあれば、技術や知識と同じように、伝える力も着実に成長していきます。

 


まとめ:信頼を築く力は、言葉の向こうにある

建設現場でも、不動産営業の現場でも、結局のところ大切なのは「人と人」との関係です。
技術力や商品知識が豊富でも、うまく伝えられなければ、その価値は十分に伝わりません。

だからこそ、「伝える力」「聞く力」「察する力」といったコミュニケーションスキルが、これからの現場ではますます重要になっていきます。

経験や知識に自信がない方でも、「伝える力」を意識するだけで、仕事の成果や信頼関係に大きな違いが生まれるはずです。

 

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