こんにちは。
株式会社 ビリーブです。
今回は、自分らしいキャリアについてのお話です。
採用の現場では、「経験者が有利なのでは?」「未経験でもやっていけるのか?」といった声をよく耳にします。
確かに経験の有無は、スキルや即戦力といった面で違いがあります。
しかし、それぞれにしかない「強み」があり、多様な人材が活躍することが、チームの力にもつながります。
経験者の強みとは
経験者が持つ最大の強みは、やはり「実務力」と「現場対応力」です。
過去の現場で積み重ねてきた経験は、技術力や判断力、仕事の進め方として蓄積されています。
施工管理であれば、工程管理や安全管理のノウハウ。
営業であれば、お客様対応や契約までのプロセスにおけるスムーズな対応が強みとなります。
また、業界用語や現場特有のルールに慣れていることで、職場への適応も早く、若手の指導役としても頼られる存在になります。
即戦力として成果が期待できることに加え、「こんな現場も経験してきた」「この方法でうまくいった」など、現場の引き出しの多さは、大きな財産です。
未経験者の強みとは
一方で、未経験者には「柔軟な発想」と「吸収力」という強みがあります。
業界の固定観念にとらわれず、物事を新しい視点で捉えることができるのは、未経験ならではの魅力です。
また、先入観がない分、素直に学びやすく、会社の文化やルールにも順応しやすい傾向があります。
仕事に対するモチベーションも高く、現場に新しい空気を運んでくれる存在です。
未経験であっても、意欲や人柄が評価され、現場で一から成長していく姿勢は、職場全体に良い刺激を与えてくれます。
実際に、未経験からスタートして一人前に育ち、今ではリーダーとして活躍している例も少なくありません。
大切なのは「チーム」としての力
建設や不動産の仕事は、一人で完結するものではありません。
現場では、経験者と未経験者がそれぞれの立場で支え合い、補い合うことで、より良い仕事が生まれます。
経験者の知識と実行力、未経験者の視点とフレッシュさ。
どちらも欠かせない要素です。
それぞれの違いを活かし合い、チームとして高め合うことが、現場の成長や成果につながっていきます。
自分らしいキャリアを築くために
重要なのは、「今の自分に何ができるか」よりも、「これから何を学び、どう成長していくか」です。
経験があるからこそ活きる場面もあれば、未経験だからこそ見える価値もあります。
経験の有無にとらわれず、自分の強みを信じて、一歩を踏み出すこと。
それが、納得のいくキャリアの第一歩になります。