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【施工管理】マイルストーン、施工管理にどう活用できる?

こんにちは、ビリーブの藤井です(^^♪

本日は マイルストーンの設定について探ってみたいと思います!

 

マイルストーンの定義

マイルストーンは、プロジェクトや業務進行における重要な節目や中間目標を指します。

もともと道路や鉄道で距離を示す標石に由来し、現在では進捗状況を管理するための指標として広く使われています。

具体的には、プロジェクトの主要な出来事や成果物の達成時点を示し、進捗確認や計画の見直しに役立ちます。

 

施工管理における活用方法

施工管理において、マイルストーンは工程表やタスク管理に組み込むことで以下のように活用されます

工程表への設定

工程表を作成し、工期全体を俯瞰した上で適切なタイミングでマイルストーンを設定します。

例えば、工期が半年の場合、折り返し地点など重要な節目に設定することで進捗状況が明確になります。

タスクの階層化と割り振り

各作業を細分化し、それぞれのタスクにマイルストーンを設置します。

これにより、大きなタスク全体を見通しながら管理でき、遅れや抜け漏れが発生しにくくなります。

進捗管理とリスク対応

マイルストーンを基準に進捗状況を定期的に確認することで、プロジェクトの遅延リスクや問題点を早期発見できます。

また、タスクごとの達成度が明確になるため、担当者のモチベーション維持にもつながります。

変化への柔軟対応

工事内容が流動的な場合は短い間隔でマイルストーンを設定し、状況変化への迅速な対応を可能にします。

 

メリット

進捗状況の「見える化」により、全体像が把握しやすくなる。

目標達成までの道筋が明確になり、計画通りの進行を促進。

リスク管理や問題解決が容易になる。

チーム全体の協力とコミュニケーションが円滑化。

施工管理では特に工程表との連携が重要であり、適切なマイルストーン設定によって効率的かつスムーズなプロジェクト運営が可能になります。

 

以下は、マイルストーンを設定する際に陥りやすい失敗例です:

1. 曖昧な設定

失敗例: マイルストーンが具体性に欠け、「進捗確認」や「成果物完成」といった抽象的な表現で設定される。

結果: チームが何を達成すべきか明確に理解できず、進捗管理が困難になる。

2. 数が多すぎる設定

失敗例: 必要以上に多くのマイルストーンを設定し、細かすぎる節目を作る。

結果: 管理が複雑化し、チームが混乱しやすくなる。また、重要な節目が埋もれてしまう。

3. タスクとの混同

失敗例: マイルストーンを単なるタスクとして扱い、区切りではなく個別の作業項目として設定する。

結果: マイルストーンの本来の目的である進捗確認や成果物の強調が失われる。

4. 柔軟性の欠如

失敗例: 一度設定したマイルストーンを変更できないと考え、状況変化に対応しない。

結果: 計画変更やリスク対応が遅れ、プロジェクト全体が停滞する。

5. WBSとの連携不足

失敗例: マイルストーンとタスクの整合性が取れておらず、WBS(作業分解構造)に基づいていない。

結果: チームが進捗状況を正確に把握できず、計画全体が不明瞭になる。

6. リモート環境での不透明性

失敗例: リモートワーク環境で進捗状況を共有せず、マイルストーンが見えづらい状態になる。

結果: チーム間のコミュニケーション不足により遅延や誤解が発生する。

 

これらの失敗を避けるためには、具体的で達成可能な目標を設定し、柔軟性を持たせながら適切なツールや方法を活用することが重要です。

いかがでしたでしょうか。

進捗の見える化は、作業の抜け漏れを早期に発見出来るので業務効率化を期待できますね。ぜひ意識してみてくだい(^^♪

 

施工管理を今から目指す方も、経験がおありの方も、ぜひビリーブで活躍してみませんか?

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