こんにちは、ビリーブの藤井です(^^♪
本日は木こりのジレンマというお話を紹介します。
木こりのジレンマとは・・・
木こりが一生懸命木を切っていますが、斧が古くなって切れ味が悪くなっています。
通りがかりの人に「斧を研いだ方が効率的ですよ」と言われますが、木こりは「そんな時間はない」と答え、結局切れ味の悪い斧で木を切り続ける、という寓話です。
これは、目先の仕事に追われ、根本的な解決策や効率化を怠ってしまう状況を表しています。
施工管理における「木こりのジレンマ」
施工管理の現場では、以下のような状況が「木こりのジレンマ」に陥りやすいと言えます。
・書類作成に追われ、現場管理がおろそかになる
・職人不足で、非効率な作業方法を続けてしまう
・新しい技術やツールを導入する時間がない
「木こりのジレンマ」を脱却するための対策
時間配分の見直し
ルーティン業務と改善業務の時間を明確に分け、改善業務に一定の時間を割く。
重要度の高い業務に集中し、重要度の低い業務は後回しにする。
タスク管理ツールを活用し、時間配分を意識する。
業務効率化
テンプレートやチェックリストを活用し、書類作成の時間を短縮する。
クラウドストレージや情報共有ツールを活用し、情報共有をスムーズにする。
施工管理アプリやドローンなど、新しい技術を積極的に導入する。
人材育成
OJTや研修を通じて、スキルアップを図る。
資格取得を支援し、専門性を高める。
チームワークを向上させ、協力体制を構築する。
外注の活用
専門性の高い業務は、外部に委託する。
事務作業や書類作成など、定型業務を外注する。
人材不足を解消するために、派遣社員を活用する。
休息の確保
十分な睡眠時間を確保する。
休憩時間を必ず取る。
有給休暇を積極的に取得する。
まとめ
「木こりのジレンマ」に陥らないためには、常に改善意識を持ち、時間配分や業務効率化、人材育成などに積極的に取り組むことが重要です。
業務効率化は、一時的な取り組みではなく、継続的な改善が必要です。
定期的に業務プロセスを見直し、改善点を洗い出せるよう心がけましょう。
忙しい、時間がないと感じれば余計に頭が回らない・・・
どこかで無理をしないといけないというのは否定できませんが、適度なリフレッシュを挟むのも大切です。
そして、少し立ち止まって、何か工夫できないか、人の手や知識を借りてみるのもいいですね。
ビリーブでは建築の勉強会や部会がありますので、業務をする上でわからないことなど定期的に相談する機会がありますよ。
先輩社員のアドバイスをもらったり、若手のアイデアも、織り交ぜながら取り組んでいます。
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