こんにちは! ビリーブの藤井です(^^♪
前回につづき、施工管理における自己分析についてです。
前回の記事では施工管理における自己分析の利点などをまとめました。
今回は自己分析をどのようにすればいいか、例をお伝えしたいと思います。
例1: プロジェクトの振り返り
過去のプロジェクト
・プロジェクト名: ○○ビル建設
・期間: 2021年6月~2022年3月
強み
・工程管理: 細かい工程計画を立て、スケジュール通りに進行させることができた。
・チームワーク: 他のチームメンバーと良好な関係を築き、協力して問題を解決した。
弱み
・コミュニケーション: クライアントとのコミュニケーションが不足しており、要望の変更に遅れが生じた。
・コスト管理: 一部の資材費用が予算を超過し、コスト管理に課題があった。
改善点
・コミュニケーションスキルの向上: クライアントとの定期的なミーティングを設定し、要望の確認と変更への迅速な対応を心がける。
・コスト管理の見直し: 資材の発注プロセスを見直し、予算内での調達を徹底する。
例2: 自己評価シートの作成
技術的スキル
・設計図の読み取り: 得意
・施工計画の立案: 普通
・工程管理: 得意
・品質管理: 普通
・コスト管理: 改善が必要
コミュニケーション能力
・対作業員: 良好
・対クライアント: 改善が必要
・対上司・同僚: 良好
リーダーシップ
・チームのモチベーション向上: 普通
・問題解決力: 良好
・決断力: 普通
例3: 具体的なフィードバックの活用
フィードバックの収集
・上司: 「工程管理は非常に優れているが、コスト管理にもっと注意が必要。
資材費用の見積もりを再検討して、予算内での管理を徹底してほしい。」
・同僚: 「クライアントとのコミュニケーションが不足しているように感じる。
定期的なミーティングを設定して、要望の確認と変更対応を迅速に行うと良いと思う。」
・部下: 「作業指示が明確で、現場での作業がスムーズに進む。ただし、資材の供給に遅れが生じることがあり、改善が必要。」
改善計画
・コミュニケーションスキル向上: クライアントとの定期的なミーティングを設定し、要望の確認と変更対応を迅速に行う。
・コスト管理の強化: 資材の発注プロセスを見直し、予算内での調達を徹底するための新しいチェックリストを導入する。
いかがでしたでしょうか。
ひとつの項目に対しても、対上司対クライアントなどによっていくつも答えをだすのがいいですね。
自己分析を通じて、自分の強みをさらに伸ばし、弱みを克服するための具体的な計画を立てることができます。
これにより、施工管理者としてのキャリアを一層充実させることができるでしょう。
施工管理の経験がある方は、ご自身がどこに気を付けて、なにに注力して、どんな活躍をさていたのか、思い出してみてください(^o^)
これから施工管理を目指す方も、日ごろの生活や出来事に置き換えてみてはいかがでしょうか。
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